洞内です。只今朝の7時30分。皆様おはようございます。
昨日は荒町のお祭りイベントの一つ、落語長屋が開幕したので、お手伝いに行っていました。
荒町では8月1日から6日まで、ほぼ一週間がお祭りウィークです。この寄席は4日から6日までの3日間の開催で、席亭は、当然、私がお世話になっている出雲幸五郎さんです。
東京の浅草から芸人さんを読んで、宮城文化服装学院さんを会場に、落語に講談、コントと笑えるイベントがいっぱいです。
私は会場の椅子を並べたり、受付でチケットのもぎりをやっておりました。
芸人さん達とちょっとお話しする機会があったのですが、皆さん非常に礼儀正しくて、働き者ですね。そして、真面目です。
出番前にコントの打ち合わせをしたり、台本を読んだり、椅子を並べるのを手伝ってくださったり、お客様のためにドアを開けてあげたり・・・。
思わず私は、「あ、そこまでやって頂かなくても結構です。後は私がやりますから!」と言いそうになりました。
お客様を喜ばせるのは、けして口から発せられる言葉だけではなく、こういった小さな心遣い、一見地味なお仕事なんだってことを、芸人さん達はよく理解されているんだと思います。
私も見習わなければ。
ここで、2つほど昨日覚えた豆知識をご披露いたしましょう。
寄席では、休憩時間のことを「仲入り」(なかいり)と言います。
本当は「中入り」という字なのだそうですが、人と人とが触れ合う場ですし、お客さんがいっぱい入るようにとの願いを込めて、人偏をつけて「仲入り」なんだそうです。
そして、昨日の講談を聞いて初めて知ったことなのですが、
四谷怪談のお岩さんと、旦那のいえもん(すみません、漢字がちょっと思い出せません)さんは、実は敵同士の家に生まれていたそうです。
仇同士が夫婦になったって、うまくいくはずがありませんでしたね。
講談のテーマが「お岩さんの誕生」だったのです。
お岩さんのお父さんはご飯を炊くのが上手で、ある武士の家に飯炊きの奉公に出ました。
奥さんのお綱さんは、臨月を迎えていました。
ある日、主人に2階に大事なものがあるから、けして上がってはいけないと言いつけられたお岩さんのお父さんですが、炊いたご飯の上に天井から血が滴ってくるのを見て不審に思い、2階に上がってしまいます。
2階にはつづらがありました。
そのつづらを開けてみると、中には主人が殺した商人の生首と胴体が入っていました。
このことは主人の侍に知られるところとなり、お父さんも命を奪われそうになりますが、お父さんは身重の妻のために必死に命乞いをします。
そして、死体を捨ててくることを条件にお父さんは許されますが、どこに捨てるか思案しているうちに、結局自分の家にお父さんは死体を持って帰ってきてしまいます。
そして、お父さんの留守中に、妻のお綱さんは、見るなという言いつけを守って、つづらの中を見てしまいます・・・。
お綱さんが中の死体と生首に腰を抜かしたその時、はずみでお岩さんが生まれたそうです。
お綱さんがその時、つづらを蹴飛ばしたので、中から生首が転がり出たので、悲鳴を駆けつけた近所の人は、お綱さんが赤ちゃんと生首を一緒に産んだと思ったそうな。
あまりにびっくり仰天したせいか、お綱さんはその場で息絶えてしまいます。
お父さんの方も、結局死体のことがバレたせいで、主人の侍の手にかかってしまいます。
残されたお岩さんは、とある資産家に引き取られて、蝶よ花よと育てられることになります。
そして、そのお岩さんの資産に目が眩んで旦那になった色男・いえもんは、実はお父さんを殺した侍の息子だったそうです・・・。
後は、有名な四谷怪談のお岩さんのお話へと続きます。
お岩さん・・・失礼な言い方かもしれませんが、生まれた時から呪われていたのですね・・・。
洞内でした。
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