今期の方針全体を「ワクワク大作戦」と名づけます。新しい挑戦も、過去の無理への挑戦もありますが、1年間ワクワクした気持ちで取り組んで行きましょう!
開花期は変革の時でもあります。東日本大震災を経て、アオバヤは再び成長し始めました。46期はアオバヤ単独で初めて年商40億円となりました。今期も成長を続けていきます。アオバヤの成長の第一要因はアドポス事業の成長によるものです。全事業が伸びているわけではありません。売上構成比のトップはダスキンレンタル部門ですが、売上は残念ながら年々減少しています。
経営計画は、前年までを振り返って、毎年新しい方針をつくっています。ダスキンレンタル部門は、前年までの売上は下げていますが、計画はいつも前年を上回っています。関係者はもうダメだと思っているわけではなく、まだまだ行けると思っているのです。私も同意見です。成長事業はますます前進し、前年が後退してしまった事業も「何とか1軒のお客さまを増やす」「何とか前より1円の売上を増やす」ことを実現しましょう。アオバヤはすごい会社になります。
今期から「アメーバ経営」をスタートします。社員一人ひとりが主役となって、人間主役で行う経営方法です。これまでもいろいろ取り入れてきましたが、アメーバ経営はアオバヤに一番合っていると思います。アオバヤが今行っている経営方法も決して悪いものではありません。アメーバ経営とよく似ています。似ているは同じではないので、ちょっとずつ違いがあります。このちょっとの違いが大きな差を生んで、目指したい場所に到達できなくしていたのだと思います。アメーバ経営には、社内取引や時間の概念が入ります。おもしろくもあり厳しくもあります。厳しい中に楽しさを見いだしていくことは愛して巌の真骨頂です。誰一人傍観することなく、全員参加で臨んでいきましょう。
この経営計画書は、経営幹部以上の皆さんが参画してつくり直したものです。私は、経営計画の実現を通して、アオバヤに携わる皆さんの仕合わせを実現し、お客さまに喜ばれ、社員が将来に確信が持てる会社にすることを自らの使命として、情熱あふれる経営を行うことをここに誓います。
平成27年5月29日
代表取締役社長 高橋 亙