この1年間は私たちの力試しの年です。昨年は、震災の影響で、前年からの成長がある程度約束された年でした。力強く一桁台後半の成長ができたのは、皆さんに地力があったからです。これからが真価を発揮するときです。本物とそうでないものの差が広がっていくときです。
アオバヤのグランドデザインを「人と地球に優しく、お客さまの暮らしを易しくし、世の人に愛と喜びと感動を伝える集団になる」としました。キーワードは「易しい」です。私たちが提供する商品やサービスは、お客さま自らが行おうと思えばできなくはないものばかりです。そこに私たちならではの付加価値を加えて、お客さまがより快適にご利用いただけるようにすることが私たちの命題です。より易しくお客さまのご要望を叶え、お客さまに喜んでいただくことで、お客さまには「アオバヤの伝道師」となっていただけるようにして行きます。
このグランドデザインを実現し、10年後の2022年に年商を200億円を達成という長期目標も掲げました。アオバヤの今行っている事業・業態の強みを活かして、それぞれの事業を複合的に組み合わせた魅力的なビジネスモデルができあがりました。お客さまとアオバヤがWIN-WINの関係になることで、目標達成スピードを加速させて行きます。
社員アンケートでは、記述式の設問があったことでたくさんの意見をもらいました。回答数の傾向だけでは知り得ない内容もあり、大変刺激的でした。しっかりと受け止めて改善を進めていきます。
この経営計画書は、経営幹部が一年を振り返って原案を作成し、経営チームが仕上げをしてつくったものです。それぞれの役割はありますが、すべてに対して全員が責任100%で臨めば、高い目標でも必ず達成できます。
私は、すべての仕事の仲間の仕合わせのために、先頭に立って汗をかき、あらゆる困難に立ち向かい、情熱あふれる経営を推進することを自らの使命として本気で取り組みます。
平成25年5月31日
代表取締役社長 高橋 亙